期間工で働いた体験談|本当に稼げるの?期間工ブログ

【30歳男性:マツダ期間工の体験談】
日産やトヨタなどと比べて、ややマイナーな感のあるのがマツダ自動車のイメージだと思います。

個人的にデミオやアクセラなどのマツダ車が大好きなこともあり「一度は働いてみたいな」と思っていました。

専門学校卒業後に、ぶらぶらフリーターを数年していた僕は、ロサンゼルスやシンガポールなどに出かける気ままな生活を送っていました。

定職に就かない僕にとって、好きな期間だけ働くことができる期間工の仕事はとても魅力的に感じました。

サラリーマンのように暑いさかな、窮屈なスーツを着なくても仕事ができることにも共感を覚えました。

◇山口の防府工場で半年間、仕事をトライ
マツダの期間工の募集は、本社の広島工場と支社でもある山口県防府工場の二か所でおこなわれています。

関西出身の僕にとってどちらでも良かったのですが、広島は以前旅行で訪れたことがありあまり良い思い出がなかったため、山口県を希望。防府は何もない田舎ですが、空気はうまくてとても良いところでした。

仕事の内容は「四輪自動車の製造」です。

プレスや組み立て・塗装など、大きく分けて3パターンのコースがあり、希望を出せば好きなところで働かせてもらえます。

僕は部品の組み立てをおこなう部署に付きました。

自動車の部品組み立てと聞くと、とても難しそうに思えますが、初心者の女性でも働くことができるくらい簡単な仕事。

単調な組み立て仕事が多いので、コツコツ仕事をしたい方には向いている作業だと思います。

8時から17時までの日勤、そして週3くらいのペースで夜8時~朝5時までの夜勤がありました。

他の人に話を聞くと「夜勤だけは勘弁してほしい」というのですが、夜型の僕にとって涼しい夜勤の時間帯はむしろ働きやすい時間帯。

神経を集中させて仕事にのぞむことができ、ラクにできました。

◇気になる給料の額は?
手取りでもらっていた金額は月額28万円くらいです。

サラリーマンの方にとって、この数字はやや低いと思われるかもしれませんが、寮の使用料が無料となればかなりおいしい金額ではないでしょうか。

ちなみにマツダの寮は相部屋ではなく完全個室型です。

部屋はそれほど広くはありませんでしたが、小さな簡易ベッドとテレビ・冷蔵庫が置いてあり、1人暮らしの住まいとしては立派だと感じました。

もちろん部屋にはエアコンが付いているので、夏は涼しく冬は暖かく快適にすごせます。

◇入社祝い金がもらえる
マツダの期間工をやって良かったと感じているのは、入社時にまとまったお金がもらえるということです。

僕の場合はトータル45万円もらえました。仕事をする前に一定の金額が振り込まれるので、モチベーション高く作業に臨めます。

◇パワハラやモラハラは無かったのか?
期間工で働くときに気になるのが、職場の人間関係です。

マツダの期間工の仕事の良いところは「変に職人ぶる、上から目線の人がいない」ということ。

みんな短期間だけ稼ぎに来ている人…といったノリで、お互いのプライベートに立ち入り過ぎたり、干渉しすぎたりすることはありません。

僕はふだんあまりお喋りしない性格なので、同じレーンで働いている人と、必要以上の会話を交わすことはありませんでした。

それぞれシフトの入り方がまったく違うので、工場に行くたびに働いている人がちがう…。

人間関係が固定化されていないのでいじめやパワハラなどを見たり聞いたりしたことはありませんでした。

濃厚な付き合いがないので、気楽に働ける良い職場だと思います。

◇これから働く人へのアドバイス
クルマの製造が好き・モノづくりが好きという人にとって、期間工の仕事は楽しみながら学べる場所だと思います。

夜勤に慣れてしまえば、毎月一定の給料が確実に入るため、僕のようなフリーターの方にもおすすめです。

半年や1年などの短い期間の働き方を選べるのも、期間工の良さ。会社のルールに縛られたくない自由な働き方をしたいという人にもぴったりです。

作業内容もシンプルで分かりやすいものが多いので、ぜひ気張らずに応募してみてほしいと思います。
【33歳男性:電子部品の期間工体験談】
トヨタ系自動車工場という王道の期間工を無事勤め終わった次に行った工場が、電子部品製造工場です。

そこではトヨタ系自動車工場と同じように半年過ごしました。自動車と携帯電話などの精密機器とでは大きさが全然違うので、大分毛色が違う感じがします。

しかしながら、自動車工場や電子部品製造工場などで勤務する期間の定めのある労働者を期間工というので、期間工には間違いありません。

大きな部品の加工や組み立てが多かった自動車工場と違い、電子部品製造工場では顕微鏡で拡大しなければ電子部品細部が見えないという非常に小さな物を扱うことになりました。

私は座り仕事の検査班に配属されました。立ち仕事が多い自動車工場とはそれもまた異なる点でした。

時給は1100円程度ながら、2010年当時の太陽誘電がよほどの増産期だったのか残業がほぼ毎日つきました。

要る体力が全然違うのにむしろトヨタ系自動車工場でより稼ぎがいいという、ちょっと不思議な仕事でした。

どんな仕事内容なのか、それもまたちょっと不思議なものでした。

とにかく拡大して電子部品に粗がないかみるだけだったのです。

しかし、半年もすると辞めたくなりました。細部がまっすぐになっているかコーティングが偏っていないかなど、見るべきポイントも少ないのです。

ずっと座りっぱなしなのは人によってはきついです、しかし簡単なことには間違いありません。

しかも、視力はバッチリですから楽なことに変わりはありません。それでも辞めたくなりました。

それはなぜかというと大きな自動車部品を扱う際にはなかった顕微鏡のせいでした。

電子部品の大きさに合わせた倍率で見るのですが、やはり視界が歪んで見づらいものに10時間程延々なってしまうので視力がガタ落ちになってしまうのです。

視力と引き換えの仕事、これはちょっとやそっとの残業代の違いで埋められるはずはありません。

職場の人たちについては気さくといえば気さくなのですが、精密機器を扱うためか長くいる常用工ほどちょっと神経質な傾向がありました。

最初だけちょっと教えてくれますが、1、2か月もすると場合によって常用工が担当するよりも細かい作業とより多くの時間を要する製品がサクッと期間工のほうに回ってきます。

もちろん、当の常用工は他の人の目から隠れた後方のデスクで簡単なので早くできる製品をサクッと流し常用工としての断トツに高い仕事量を稼いでしまう…そんなうわさもありました。

要するに、顕微鏡は同時に複数人が見て照合することが決してできない代物なので管理レベルでの不透明さが表面化しにくいのでしょう。

「これ不良品ではないよ!」と作業を教える常用工がチェックを入れたポイントが実は当の常用工が既に検査して不良品の烙印を押してあった物だったことが判明する、など雑さに通じてくることでも有名でした。

そのような点は誰でもチェックしてくれる自動車部品を扱う工場と、だいぶ異なる点でした。

寮は家具家電付きでした。隣人が深夜でも楽器演奏する点以外、ほどうるさくなかったです。

家具家電付きは便利でいいのですが、立地はかなり悪くアウトドアやドライブ以外、遊びに出かけるのには向かないローカル感が漂っていました。

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